帝王切開手術後1日目。傷の痛みと後陣痛と戦う。

術後の夜からすでに硬膜外麻酔を刺している部分から少量だけど出血があり、一晩様子を見ていましたが、朝イチで看護師さんから悲しい宣告をされました…。

『出血止まらないから硬膜外麻酔は抜くことになりました。』

ちなみに硬膜外麻酔は背中からカテーテルを入れて術後から痛み止めの薬を流し、傷の痛みを和らげるという効果があるのです。
つまり硬膜外麻酔がないと帝王切開後の傷が痛いんです!
横切りなので縦切りより傷も小さいとはいえ、子宮まで切ってるので術後1日目の朝に硬膜外麻酔がなくなるというのは不安しかない。
看護師さんは『飲み薬、座薬、点滴からも痛み止めを入れることができるから飲み薬から試してみよう』と言われました。

飲み薬があまり効くとは思えない…。
やはり不安…。

硬膜外麻酔を抜く

そして朝イチで麻酔科の先生が病室に来てあっさりとカテーテルを抜いて帰ってしまいました。
硬膜外麻酔は抜くときも痛くありません。
ベッドに座って背中を丸くすると先生がびっくりするくらいあっさりと一瞬で抜いてしまいます。

硬膜外麻酔が抜けてからも少しの間は痛み止めの効果があるので最初は『あれ?意外と痛くない!飲み薬でも大丈夫かも!』って思ってたんですが、やっぱり帝王切開の傷はそんなに甘くなかったです。

術後1日目は歩行練習がある

時間がたつにつれてどんどん痛くなるお腹。
飲み薬はやっぱり効かない。
なので座薬にしてもらうが座薬も飲み薬と大差ない。
さらに術後1日目には尿道のカテーテルも抜かれて歩行練習がはじまります。
硬膜外麻酔があればギリギリ立てる人は多いですが、わたしは過去の開腹手術と帝王切開ともに1日目から歩けませんでした。
座ったり立ち上がるとめまいがあるんです。
開腹手術のときにがんばってトイレまで歩くとそのままトイレで倒れてしまい看護師さん数人がかりで起こしてもらうというできごとがあったので娘の帝王切開では尿道のカテーテルを抜く前にそのことを伝えて
『カテーテルを抜く前に立ち上がる練習をしてみて立てたら抜きましょう。』
と、看護師さんが提案してくれて、結局立つこともままならなかったので術後2日目まで尿道のカテーテルは入れたままにしてもらいました。

今回病院が変わってしまい、そのこともあまり伝えることができず尿道のカテーテルも抜かれてしまいました(^^;;

硬膜外麻酔はない。
尿道のカテーテルもない。
ピンチです。

極力水分も食事もとらずに過ごすことに決めました。
そもそも傷が痛くて座ることもままならなかったので食欲はなかったけどね。

帝王切開後1日目の食事と地獄のトイレ

お粥とおかずと汁物みたいなのがあったけど座ることもままならない状態だったのでお粥だけをとって少し食べて終わりました。

食事は1日くらい食べなくてもなんとかなりますが、水分はやはりとりたい。
そうなるとトイレに行きたくなるのですが、わたしが入院している個室にはお風呂もトイレも付いているので距離は近い!

これならがんばっていけるかも!と思い、看護師さんを呼びます。
術後最初のトイレは看護師さんを呼ぶように言われてました。

そしてベッドを起こして座ってみる。
背もたれがあっても傷が痛い。
さらに背もたれがないと座ってるだけでめまいがしてフラフラになる。

看護師さんもトイレまで歩くのは無理だと判断したようで、まさかのものが登場しました。

『ポータブルトイレ』

それを見たわたしはベッドのとなりにあるポータブルトイレまでの移動すらできる気がしなかったですが、ここはがんばりました。
なんとかトイレに座れたもののめまいがするので頭は低くします。
でも術後でもめまいがあってもポータブルトイレでするのは抵抗がありました(^^;;
看護師さんは処理も慣れてるのだろうがなんだかいろいろ申し訳ないし恥ずかしい。

お腹の傷の痛さにさらに後陣痛が辛い!

そして夕方になるといろいろ辛い気持ちになってました。
赤ちゃんにも全く会えない。
トイレもろくにできない。
傷は痛い。
さらに後陣痛も痛い。

後陣痛は2人目のほうが辛いといいますが、1人目も2人目も帝王切開なので傷が痛いのか後陣痛なのか正直あまりわかっていません。
でも、なんだか悲しくなるような痛みがたまにあるのでたぶん後陣痛と傷の痛みが同時にきているときなんだと思います。

硬膜外麻酔は後陣痛の痛みも和らげる効果があるのかわからないけど、娘のときはお腹が痛くて泣きたくなるということはなかったです。
むしろ娘のときはおっぱいの張りのほうが激痛で泣きました。

出産ってなんでこんなに痛いことが多いのか…。
男の人も妊娠できる体になればいいのにって妊娠中からずーっと思ってます。

看護師さんが様子を見に来て、ちょうど痛みのピークで精神的にもかなり弱って涙目なわたしを見て痛み止めを点滴から入れよう!と言ってくれました。
(点滴をしてほしいとずっと頼んでいたがなぜかなかなかしてくれなかった)

痛み止めの点滴はすごく効く!

飲み薬も座薬もあまり効果がなかったので点滴にもそんなに期待はしていなかったけど、これがすごく効いた!

どれくらい効果があったかというと、トイレに1人で行けました。
ポータブルトイレではなく個室のトイレに1人で歩いて行けたんです。
そしてハミガキも1人でできました。
自分でもびっくりしました。
今までの苦しみなんだったんだろ。
そして痛みがマシになるとなんで泣いてたんだっけ?ってくらい元気になりました。
体の痛みや不調ってこんなに人を弱らせるのか、そしてそれが解消されるとこんなに元気になれるものなんだと実感しました。

わたしは1人目も2人目も硬膜外麻酔ありの帝王切開でしたが、硬膜外麻酔は必ずしてもらえるわけではなく、病院によっては腰椎麻酔だけで硬膜外麻酔がない場合もあったり、薬を飲んでたりいろんな理由で硬膜外麻酔ができないこともあるようなので、帝王切開や開腹手術をしたときに硬膜外麻酔がなく痛みが辛い場合は我慢せずに痛いことを伝えたほうがいいです。

帝王切開手術後1日目は予想外の出来事ばかりで終わりました。